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2018年11月19日月曜日

肝・消化器疾患対策委員会 2018.11.20

神奈川県内科医学会 肝・消化器疾患対策委員会
平成301120()1930~ 神奈川県総合医療会館
1.開会
2.挨拶
3.議題
1)創立50周年記念出版「これだけは知っておきたい肝臓病の知識」の配布・販売について(資料1

2)第32回日本臨床内科医学会(神奈川)の委員会講演枠とポスター発表
【ポスター発表】(資料2
 K-2 神奈川県内科医学会 肝・消化器疾患対策委員会のあゆみ」 肝・消化器疾患対策委員長 岡 正直
 K-3 横浜内科学会肝疾患抽出事業について」 肝・消化器疾患対策副委員長 永井一毅 先生
【講演】 座長 岡 正直、永井一毅 先生
  レクチャー4-2 C型肝炎からNASHへ」 横浜市立大学附属病院・肝胆膵消化器病学 診療教授 斉藤 聡 先生
 副作用の多いインターフェロンから直接作用型抗ウイルス薬による治療に代わって後、C型慢性肝炎ウイルスはほぼ100%
消滅可能になったが、まだ問題点が残されている。
 少数ではあるが12型以外の型のウイルスの存在、保険適応のセロタイプ検査と保険適応のないゲノタイプ検査結果の
不一致による薬剤選択の誤り、HIV感染合併者、肝移植後患者、非代償性肝硬変患者などである。
 治療の進歩の一方で多くのC型肝炎と診断されていない潜在患者や診断されながら未治療の患者が取り残されている。
さらに強力な啓発活動を行うことが重要である。
 近年肝癌の原因疾患として非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が注目されている。線維化の進行とともに発癌リスクが上昇する
ため、FIB4 indexなどの臨床で使いやすい指標を活用したり、FibroscanMREなどのElastographyにより線維化の評価を
積極的に行うことである。「脂肪肝」として放置していると、取り返しのつかない事態になる恐れがある。
NASHに対する特効薬がない現状において、肥満者に対する生活習慣改善は大きな意義を持つ。7%の体重減少により肝機能
のみならず肝線維化の改善も見られるという。
 肝疾患診療の大変革を学んだ密度の高い講演であった。(日臨内ニュースの取材記事より

3)肝臓病を考える病診連携の会~肝がん撲滅を目指して~
 3-1)第28回 平成30616日(土)(資料3
 3-2)第29回 平成316月頃 担当 第4地区
大日本住友製薬来年度当番終了後脱退の意向あり

4)横浜内科学会肝疾患抽出事業の進捗状況について(永井一毅 先生)

5)「いままで言えなかった本音の講演会」の企画について(資料4)
525日または622日(土)15001800 関内新井ホールにて

6)消化管分野の委員の増員と消化管分野の勉強会の企画について


4.次回開催  平成31年   月   日 ( 火 ) 1930
参考:平成30424() 1930

http://kanagawamed.org/wordpress/wp-content/uploads/2018/11/c4b38a97825b3d3b83e69b818792ac9e.pdf

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