2018年5月28日月曜日

第32回日本臨床内科医学会 ポスター発表「神奈川県内科医学会 肝・消化器疾患対策委員会のあゆみ」抄録

今世紀のはじめ、我が国の多くのC型慢性肝炎・肝硬変患者が病気の進行につれ発がんの時期に達し、年間約3万人が肝がんにより死亡するという状況となっていた。そこで臨床の現場において慢性肝炎と肝硬変・肝がんの知識を実地医療に携わる多くの臨床医に広く啓発し、専門医療機関との病診連携を進め、肝硬変・肝がんに罹患する患者を減らすため、当委員会は「肝炎対策委員会」の名称のもと平成14年(2002年)に発足した。当初その活動の中核は、神奈川県立がんセンター多羅尾和郎顧問と神奈川県内科医学会(故)中山脩郎会長の尽力により平成16年(2004年)に始まった「肝がん撲滅を目指す病診連携の会」(のちに「肝臓病を考える病診連携の会」と改名)のサポートを行うことであった。平成21年(2009年)に多羅尾委員が委員長に就任してから委員会の活動の幅が広がり、肝炎対策特別講演会の開催、市民公開講座の共催、小冊子「これだけは知っておきたいC型・B型肝炎の知識」の定期発行やウイルス肝炎患者掘り起こし事業まで活動の幅が広がってきている。平成30年(2018年)より、委員会の名称を「肝・消化器疾患対策委員会」と改め、消化管の領域も含めてさらなる活動の広がりを目指している。

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