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2012年10月21日日曜日

学会の動き(神奈川県内科医学会の動向)神内医ニュース69号


学会の動き(神奈川県内科医学会の動向)神内医ニュース69号 学術1部会部会長 岡 正直

 神奈川県内科医学会学術1部会が企画担当している講演会は、定時総会時学術講演会、臨床医学研修講座、秋季学術大会、新年学術大会そして集談会の5つです。

【第37回臨床医学研修講座報告】
 第37回臨床医学研修講座が2012年10月20日(土)に横浜市立大学医学部市民総合医療センター(横浜市営地下鉄坂東橋駅最寄)にて横浜市立大学と横浜内科学会の主管で開催される予定です。当講座は大学の進んだ医療を開業医が学び、かつ大学の先生方との懇親の機会を持つために行われています。多くの先生方のご参加をお願い申し上げます。

【平成24年度秋季学術大会報告】
 平成24年度神奈川県内科医学会秋季学術大会が、平成24年11月17日(土)14時30分より川崎日航ホテル8階にて、第2地区川崎内科医会の主管(大会長 鶴谷孝先生)で開催されます。
 神奈川県内科医学会社会公益部会事業委員会より、「神奈川禁煙分煙推進委員会」長谷 章委員長、「ジェネリック問題対策委員会」北田 守委員長、「在宅医療委員会」久保田 毅委員長の活動報告のあと、第75回集談会優秀演題の表彰と講演が予定されています。今回は、林医院の林正博先生「脂質異常症におけるイコサペント酸/アラキドン酸(EPA/AA)の検討-頚動脈エコーへの影響-」と、内科クリニックこばやしの小林一雄先生「SU薬高用量でコントロール不良な糖尿病患者における、DPPⅣ阻害薬併用前後のグルカゴン・インスリン値についての検討」が選出されました。
 最後に記念講演として「認知症疾患への対応について、診療および病診連携の立場から」を東海大学医学部付属大磯病院病院長 吉井文均先生にご講演いただきます。
 多くの先生方のご出席をお待ちしております。


*【平成25年新年学術大会予告】
 平成25新年学術大会が平成25年1月17日に横浜ベイシェラトンホテル&タワーズにて開催の予定です。今回は肝炎対策委員会の宮本京委員長の企画により、「B型肝炎の今を知る」のテーマのもと2つの講演を予定しています。「わが国のB型肝炎:最近の動向と特徴」を慶応義塾大学薬学部教授 齋藤英胤先生に、「B型肝炎ウイルスと炎症と発癌~治療戦略は如何に~」を東海大学医学部教授 峯徹哉先生にご講演いただく予定です。新年学術大会は2つの講演が互いに関係する分野の話となるよう企画され、テーマの内容について深く掘り下げた理解が得られるまたとない絶好のチャンスです。

【第76回集談会予告】

*【平成25年度定時総会時学術講演会予告】
 平成25年度定時総会および定時総会時学術講演会が、平成25年5月25日(土)午後に神奈川県総合医療会館にて開催される予定です。
 従来、定時総会で各事業委員会の活動報告や集談会の優秀演題発表を行い、学術講演会で最新の医療に関する特別講演を行っていました。その内容が多く、長時間の拘束時間が参加者の負担となっていたため、平成24年度の定時総会および定時総会時学術講演会からは、2つの変更が行われました。
 第1点は、平成24年度より学術Ⅱ部会の事業委員会から「禁煙分煙推進委員会」と「ジェネリック問題対策委員会」を社会公益部会に移し、社会公益部会の活動報告と集談会の優秀演題発表を秋季学術大会に移行し、全体の時間を短縮しました。
 第2点は、総会および総会時講演会の企画運営に共催メーカーの関与によるテーマの偏りをなくし、原則的に神奈川県内科医学会単独による開催としたことです。これにより、会員が本当に聞きたい講演テーマを自由に企画できるメリットが生まれました。平成24年度は「医事紛争に立ち向かう」をテーマに行われました。来年度も、今まで以上に多くの先生方の声をお聴きして、魅力的な講演会を企画していきたいと思います。ご提案をいただければ幸いです。


【おわりに】
 学術Ⅰ委員会は平成22年度まで部会長をされた伊藤正吾先生の後を引き継ぎ、平成23年度より新たな体制で活動を開始いたしました。平成24年度も中佳一会長のご指導のもと、今までの長い歴史のある講演会に新たな変更や発展を加えながら、5つの基本講演会を開催していきたいと思います。今後とも、神奈川県内科医学会本体事業である学術1部会の講演会開催にご協力とご参加をお願い申し上げます。

*:「お知らせ」にも掲載

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