横浜市医師会報8月号(No.922)の「理事ひとこと」で、港南区医師会における在宅医療とICTについて、池袋会長が寄稿されていますが、現在その中核となっているのが、MCS(Medical
Care
Station)です。詳細はウェブサイト(https://www.medical-care.net/)を参照いただければと思いますが、まずはYouTubeの動画(https://youtu.be/lW7-rQ7pLuI)を見ていただくと分かりやすいかもしれません。運営元の日本エンブレースによる説明を以下に抜粋します。
【医療コミュニケーション】
MCSは医療や介護におけるコミュニケーションのためのソーシャルシステムです。在宅医療介護だけでなく、外来、入院、病診連携、遠隔診療にいたるまであらゆる医療コミュニケーションに活用することができます。
【セキュリティ】
MCSは医療ならではのセキュリティを兼ね備えています。厚生労働省および日本医師会より通達されている「医療介護専用のプライベートSNSを活用」という指針に則ってご利用いただけるよう設計された完全非公開型の医療介護専用SNSです。(中略)
【医療介護関係者向けに無料で提供】
MCSの基本サービスは全て医療介護関係者のみなさんに無料で提供されています。すでに全国200を超える医師会が正式採用し、30,000を超える医療関連施設が参加していますので、県境や市境を越えて多くの仲間とつながることができ、すぐに実践的に使い始めることができます。
【APIを提供】
MCSは真のプラットフォームであるために、様々な外部システムと連携するためのAPIを公開しています。(中略)電子カルテやレセコンといった医療システムから地域医療ネットワーク基盤システム、最新の遠隔診療サービスまであらゆる外部システムとも連携可能です。
【FRAMEWORKを提供】
MCSは単なるチャットシステムではありません。MCSを活用して様々なヘルスケアアプリケーションを開発することができます。(中略)
【MCS運用ポリシーを提供】
MCSはシステムプラットフォームとしてだけでなく、各地域での医療介護連携をスムーズに推進するために厚生労働省の医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5版に準拠した運営方針を記載した「MCS運用ポリシー」を併せて提供しています。本ガイドラインは医療介護連携だけでなく、これからの地域医療や遠隔医療時代にふさわしいICT活用のあるべき姿を全国医療介護連携ネットワーク研究会の支援のもとまとめたものです。
【MCSの勉強会】
来る11月8日(金)19:30~港南区医師会館にてMCSの使い方についての勉強会が開催されます。日頃お使いのデバイスをお持ちください。多く皆様のご参加をお待ちしています。
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