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2015年12月7日月曜日

神奈川県内科医学会 第3回肝炎対策委員会議事録

神奈川県内科医学会 第3回肝炎対策委員会議事録
日時 平成27121()1930~ 場所 神奈川県総合医療会館
出席 中山(湯山、服部)永井、宮本、多羅尾、池田、岡(敬称略)
1.開会
2.挨拶
3.議題
(1)湯山薫弁護士、服部功志弁護士による講演の企画
最初に中山名誉会長より、両弁護士の紹介と講演会の企画についての趣旨について説明あり、
つづいて、湯山・服部両弁護士より講演の企画内容についてお話があった。(資料参照)
「薬害C型肝炎(フィブリノゲン製剤の使用による)事件とその被害者の救済活動のかたわら
今後、どのようにして薬害の再発を防いでいくかという活動に取り組んでいる。
そのために医師に求められていることは何かということを伝える機会が得られればうれしい」
単に肝炎対策の範囲にとどまらず、幅広く薬害の実態について知り、今後不幸な患者を
生み出さないために、われわれ医師が知っておかなければならないことを学ぶよい機会では
ないかと感じた。講演の企画内容も豊富で十分な講演時間を取る必要があると思われた。
そのためには肝炎対策委員会のみでなく、たとえば医薬品評価検討委員会などと協働して、
より神奈川県内科医学会の本体に近い位置で講演会が企画されることが望ましいと思われる。

(2)肝炎対策特別講演会
平成27101日(木)19:2020:30 共催 ギリアドサイエンシズ株式会社
神奈川県総合医療会館2階会議室Aにて (弁当あり)
開会 宮川政昭会長
特別講演 座長 多羅尾和郎先生
  C型肝炎治療の新しい展開と残された課題」
  武蔵野赤十字病院 消化器科部長 黒崎雅之先生
閉会 岡 正直

(3)肝臓病を考える病診連携の会~肝がん撲滅を目指して~
 ■第23回 平成271024日(土)17001920
横須賀セントラルホテル5F「サファイア」
担当 第3地区 横須賀共済病院 池田隆明 先生 共催:MSD
一般演題 座長 池田隆明 先生
  1「消化器内科以外の科におけるHC抗体陽性者に対する肝疾患診療の実態調査」
    国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院 診療部次長 池田隆明 先生
  2「横須賀における担癌患者在宅療養の必要性について」
   小磯診療所院長 磯崎哲男 先生
特別講演 座長 池田隆明 先生
multi-DAA時代のC型肝炎治療:現況と新たな展開」
  北海道大学大学院医学研究科 内科学講座消化器内科学分野教授 坂本直哉 先生

田辺三菱製薬の脱退あり(肝臓領域の薬剤の発売予定なし等の理由により)
共催メーカは3社(MSDEAファーマ、ブリストルマイヤーズ)となった
新しい共催メーカーの候補はあるか
中外製薬、大塚製薬などに共催に加わってもらえるように働きかける
カラー印刷のパンフレットをカラーコピーに変更しコスト圧縮をはかることにする

 ■第24回 平成28611日(土)
会場 平塚プレジール
  254-0811 神奈川県平塚市八重咲町 3-8JR東海道線平塚駅南口 徒歩1分)
担当 第4地区 高山医院 高山秀明 先生 共催:味の素製薬(EAファーマ)
一般演題 2
特別講演 東海大学医学部内科学系 消化器内科教授 峯 徹哉 先生 

 ■第25回 平成281112日(第一候補)または19日(第二候補)(土)
  会場 ユニコムプラザさがみはら
  252-0303 相模原市南区相模大野3丁目32号 bono相模大野サウスモール3
  担当 第5地区 共催 ブリストルマイヤーズ

(4)ウイルス肝炎患者掘り起こし事業
  1.横浜内科学会 肝疾患管理病診連携ガイド(永井一毅先生)
横浜内科学会会員中心に調査用紙を配布している。現在75件集まった。
年内100件を目指している。疾患としては脂肪肝が多い傾向がみられる。
  2.市民公開講座 予定なし。

(5)肝炎対策委員会編集による肝疾患についての書籍の企画
神奈川県内科医学会50周年記念企画のひとつとして出版
32回日本臨床内科医学会での配布をめざす
(平成30915日(土)~17日(月祝) パシフィコ横浜にて)
市販が可能な書籍をめざす。
実臨床でよく遭遇する肝疾患について、最先端の内容を盛り込みつつ、
   非専門の臨床医にわかりやすい記載をこころがける。
※B型肝炎、C型肝炎、NASH、原発性胆汁性肝硬変、自己免疫性肝炎、肝がん
現在シリーズで刊行中の「これだけは知っておきたいC型・B型肝炎の知識」に
 さらに肉付けして2倍程度に膨らませた分量で計画したい。
執筆者の選定はこれから考慮していく

(6)奥瀬千晃先生委員交代の件
  川崎市立多摩病院 奥瀬千晃委員より多忙のため会に出席できないため、委員の交代の申し出があった。
  122日のメールの抜粋
....り会の発展に寄与するには会議に参加が可能な人物が委員に就任すべきであると考えました。 
 そこで、聖マリアンナ医科大学 消化器・肝臓内科 准教授 松本伸行先生(肝臓学会専門医、指導医、東部会評議員)に打診致しましたところ、委員会で委員の交代が承認されるのであればお引き受け頂けるとの返事を頂戴しております。
 当院からは前任の伊東教授から私と会議に参加できない状況が継続しておりますので、やはり会議への参加が可能な委員への交代が望ましいと考えています。
 松本伸行先生であれば、聖マリアンナ医大病院の肝疾患医療センターも担当されているので適任ではないかと思います。....
  聖マリアンナ医科大学 消化器・肝臓内科准教授 松本伸行先生への委員交代をご承認いただきたい。
(7)その他 

4.次回開催  平成28年   月   日(  )1930 ~ 
※4月の最終週あるいは5月の連休以降で候補日をピックアップして、
 委員の都合をできるだけ考慮して開催日を決定することにする。
【参考資料】
湯山 薫 弁護士
服部功志 弁護士
35 東京生まれ
58 慶応大学法学部卒
58~h12 株式会社マクニカ勤務
17 司法研修所入所(第60期司法修習生)
19 弁護士登録
  日弁連 両性平等委員会委員
  両性平等部会委員
  横浜弁護士会刑事弁護センター運営委員会委員
  自由法曹団女性部事務局長
  薬害肝炎東京弁護団神奈川支部事務局長
  日弁連 国内人権機関実現委員会委員
  川崎市男女共同参画センター運営委員会委員
  横浜弁護士会川崎支部執行部幹事
51 神奈川県生まれ
12 明治大学法学部卒
18 明治大学大学院法務研究科法務専攻(法科大学院)
    専門職学位課程修了
19 司法研修所入所(第61期司法修習生)
20 弁護士登録(東京弁護士会) すずかけ法律事務所入所
27 横浜弁護士会へ登録換え 清和総合法律事務所設立



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