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2016年11月30日水曜日

神内医ニュース77号 お知らせ(新春学術講演会)2016.11.30

お知らせ(新春学術講演会)

 平成29年1月19日(木)午後7時過ぎより、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズにて新春学術講演会が開催されます。講演会のあと情報交換会があります。今回は医薬品評価検討委員会と肝炎対策委員会が担当します。
 講演1「これからのC型肝炎治療」を横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器内科教授 田中克明先生にご講演いただきます。インターフェロンなしの経口治療薬も次々と新しいものが登場し、C型肝炎ウイルス排除率も95~100%を達成するようになった今日、今までと様変わりした治療戦略と残された問題点について最新の知識を身につけるチャンスではないでしょうか。
 講演2「医薬品で健康を害うことのない世界をつくるために」を川崎北合同法律事務所 湯山 薫弁護士と清和総合法律事務所 服部功志弁護士にご講演いただきます。医薬品による健康被害のうち、行政や企業の不適切な行為が関与したことにより、社会問題化したものを「薬害」といいます。過去の薬害としては、サリドマイド事件・スモン事件・薬害エイズ事件・MMRワクチン事件やフィブリノゲン製剤によるC型肝炎集団感染事件などがあります。なぜこのような事件が繰り返されるのでしょうか?その背景を分析し、今日次々と新しい治療法が臨床の現場にもたらされる中にあって、意図せずして加害者となる医師や被害者として苦しむ患者を生み出さないためにどうすればよいのか?臨床医が絶対に知っておかなければならない心得について貴重なお話がいただけるものと思います。演者は大学の薬学部への出張講演や中学校での特別授業などを数多く行い、医薬品の安全性に対する認識と共に生命の尊さや人権感覚を訴え続けてきました。
 ぜひ多くの先生方のご参加をお願い申し上げます。

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