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2015年7月30日木曜日

横浜市港南区医師会ホームページへようこそ!

港南区医師会ホームページへようこそ!                                                                        
横浜市港南区医師会 会長 池袋 信義

 港南区医師会のホームページにようこそいらっしゃいました。簡単ではございますが、港南区医師会の概要についてご紹介いたします。昭和44年10月に横浜市の行政区再編に伴い、港南区が誕生いたしました。当時の港南区の人口は約9万人でしたが、その後、港南台や野庭地区の急速な宅地造成や上大岡地区の再開発によって、人口は22万人余と急増し、名実とも横浜市南部地区の副都心に成長いたしました。港南区医師会は、その2年後、昭和46年4月に38医療機関、46会員が中心となり南区医師会より分離独立して発足いたしました。平成21年4月現在では、148医療機関(9病院、139診療所)、215名の医師会員と大所帯となっております。とくにこの数年間の会員増加は著しく、ますます病診連携や会員相互の融和親睦が必要になってきております。港南区医師会館は、京浜急行または市営地下鉄「上大岡駅」からバスで7分、また市営地下鉄「港南中央駅」からは徒歩で3分とかからない港南中央通7丁目の鎌倉街道沿いにあります。港南区医師会員は横浜市医師会の事業計画基本方針に従い、地域医療の担い手として、医療、保健、福祉を中心に諸事業に積極的に参加しております。とくに港南区役所および福祉保健センターと密接に連携し、健康づくり月間における健康相談や地域住民向けの医療講演会、地域医療救護拠点学校10箇所において毎年行われる防災訓練を実施し、さらには各種の予防接種、園医、校医としての子供たちの健康診断等と、幅広く医療啓蒙活動を展開しております。さらに休日急患診療所では、毎年約4000名を超える患者を診察しており、SARSや新型インフルエンザ等の感染症対策に努力いたしております。また訪問看護ステーションならびに介護支援ステーションでは24時間体制のもと地域住民の在宅介護に活躍いたしております。そして港南区の拠点病院である済生会南部病院と常に協力しあい、地域内で医療介護が完結できることを望んでおります。港南区医師会員は、「赤ちゃんからお年寄りまで、急性期から回復期まで、一貫した方針のもと切れ目のない医療を受けられる」ことにより、地域住民の方々が健康で豊かな人生を歩まれることを目指しております。そのためには病気にならないように各種検診制度を充実して予防医学を徹底し、震災、広域感染症対策には行政はもちろんのこと、歯科医師会、薬剤師会や諸関係機関と協力して頑張っていきます。この目標達成のため、皆様方のさらなるご協力、ご支援をお願いいたします。そして、港南区の皆様方とともに港南区医師会は大きく成長してゆきたいと願っております。

横浜市港南区医師会
〒233-0004 神奈川県横浜市港南区港南中央通7-29 TEL:045-842-8806 / FAX:045-842-4199

2015年7月27日月曜日

日臨内ニュース「万華鏡」2015年7月25日

 誰もがよい人生を送りたいと願っている。何がよい人生であるかは人によって違うだろうし、もちろんそれでよいのだが、それぞれのよい人生を生きることを手助けするのが健康に関わる医師の使命であることに疑いはないであろう。医師が最良と考える医療と患者が望む医療がぴたりと一致していれば理想的だが、現実的には多少の食い違いはあるし、不幸にして医師と患者が対立し、強い不満感を抱きながら医療が頓挫することもある。最悪の場合、医事紛争のような残念な結果となることもある。以前のパターナリズム主体の医師患者関係の立場からみれば、患者の権利意識の肥大と捉えられそうだが、本来患者には自らの望みをかなえ納得のいく医療を受ける権利があるはずである。また、すべての臨床医は自分の持てる全ての知識と経験をもって患者を幸せにすることに情熱を傾けつつ日々の診療にあたっているものと確信している。にもかかわらず、医師と患者がすれ違う原因はどこにあり、どうすればなくすことができるのだろうか。答えは医師と患者との間のコミュニケーションにあると思う。
 以前より患者主体の医療の重要性が強調され、インフォームドコンセントが実践されてきたが、十分に機能しているとは言えない場面も多いのではないだろうか。一般的に良好なコミュニケーションを確立するためには、お互いの理解と双方の歩み寄りが必要であるが、医師と患者の間にはこれを困難にする壁が存在する。現代のきわめて高度に進歩し専門分化した医学の内容を、それについての予備知識のない患者に伝えるのに、その人の抱える病気やそれに対して行うべき治療の内容をわかりやすく説明することに、たとえかなりの時間を費やしたとしても、相当な困難がある。インターネットなどで誤った予備知識を持っていたりすると、さらに正しい理解から遠ざかることになる。いきおいEBM(evidence-based medicine)に基づき各分野で整備されたガイドラインの内容を一方的に押し付けることになっていないだろうか。エビデンスを収集吟味して臨床に役立つ適切な情報を効率的に提供するのが診療ガイドラインだが、実臨床においてはそれに縛られることなく、思慮深く最適の診療をしなければならない。では患者にとっての最適の診療とは何なのだろうか。
 誰もがよい人生を送りたいと願っている。よい人生を捜し求め続けてきた患者それぞれに個々の物語がある。エビデンスに基づく診療ガイドラインの恩恵をひとりひとりの患者の人生に生かすためには、患者それぞれの物語(narrative)に寄り添いながら診療を進めることが望まれる。このようなNBM(narrative-based medicine)は決してEBMと対立する概念ではなく、相互に補完しあいながらマスとしての疾病に対する治療を、個としての人の病への手当てにつなぐものとなるであろう。その中にこそ、よりよいコミュニケーションに基づく医師と患者の関係の未来が見えることを確信している。

2015年7月21日火曜日

神内医リーフレット肝炎対策委員会紹介文2015.07.21

CB型肝炎やNASHまたそれらに合併する肝硬変・肝がんを撲滅するため一般市民や非専門医を対象に啓発活動を行っている。(1)肝炎対策特別講演会を年2回開催(2)肝臓病を考える病診連携の会~肝がん撲滅を目指して~を5地区持ち回りで年2回開催(3)ウイルス肝炎患者掘り起こし事業として市民公開講座や見逃し患者の発掘活動(4)小冊「これだけは知っておきたいC型肝炎・B型肝炎の知識」を配布し最新の知識をわかりやすく解説。

2015年7月15日水曜日

神奈川内科医学会臨床研修講座講演  10月31日

神奈川内科医学会臨床研修講座講演  10月31日(土)15時~18時 :平塚プレジール
1 気管支喘息診療の進歩 呼吸器内科 教授 浅野浩一郎
2 経口血糖降下薬の選択のポイント ~併用薬の考え方からSGLT2阻害薬最新情報まで~ 腎内分泌代謝内科 准教授 豊田雅夫
3 頭痛診療のマネジメント ~診断から治療まで~ 神経内科 准教授 永田栄一郎
4 血球数に異常を認めた際の診断・治療ステップ  ~最近の血液内科学の進歩をまじえて~ 血液腫瘍内科 教授 川田浩志
5 ホルター心電図を日常診療に生かす ~心事故は予知できるか?~ 循環器内科 教授 吉岡公一郎

2015年7月9日木曜日

神奈川県内科医学会第2回総務企画部会議事録20150706

神奈川県内科医学会第2回総務企画部会議事録
日時 平成2776日(月)午後745分~ 
場所 神奈川県総合医療会館1階会議室B
出席 宮川、武田、松田、長谷川、渡部、相川、宮島、国島、宮本、鈴木、濱田、中川、岡
(敬称略、順不同)
1開会
2挨拶 クリエイティヴな会にしたい。活発な議論を期待します。(宮川)
3議題
(1)今年度の幹事会の司会・書記について
716日の司会は小林(一)先生、書記は国島先生、
910日は司会は宮島先生、書記は林先生の予定
(2)第2回幹事会(7/16)について
議題と資料の内容について検討を加えた。
(3)学術活動について
(3-1)40回臨床医学研修講座の進捗
平成271031日(土)平塚プレジールにて開催予定。
担当 東海大学と第4地区 共催メーカー 興和創薬
41回は横浜市大と第1地区
(3-2)平成28年新春学術講演会の企画
日時 平成28121日(木
会場 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
担当 禁煙・分煙推進委員会   共催 未定
ホテル会場にて開催のため、費用負担大きく共催メーカーがつくことが必須の条件となる。
共催予定だったファイザー製薬が突然辞退したため、新しく共催メーカーを探すことになった。
講演会の内容を認知症または循環器または呼吸器との抱き合わせとしたうえで、
 渡部委員長、国島委員長、小野副委員長の協力を得て共催メーカー探しを行う。
共催メーカーが見つからない場合は、会場変更の可能性を含みつつコスト圧縮し独自開催も考慮。
 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ会場のキャンセル料金は8月になると発生する。
共催という形でなく、多くのメーカーからの寄付金を集めるという手法もある。
(3-3)79回集談会の企画
日時 平成28213日(土) 
場所 おだわら総合医療福祉会館(〒250-0055 小田原市久野115-2
担当 第4地区小田原内科医会・足柄上内科医会担当  
(3-4)平成28年定時総会時学術講演会(平成285)の企画
平成28年定時総会時学術講演会のテーマについての案
5.16アンケート集計結果より】
音楽療法、内分泌疾患(甲状腺等)、社会毒(内海聡)、診断学、医療倫理、
研究倫理、公衆衛生倫理、医事紛争の実際、再び酒井シヅ先生の講演、
最近の輸入感染症、各国の医師
【長谷川修先生提案】
国際医療福祉大学 高橋 泰 教授
「地域の医療提供体制の現状と将来」(資料 神奈川県の特徴)
次回の部会で各部員の意見をとりまとめ、テーマおよび演者の決定をした上で、
具体的な交渉や共催メーカーの依頼など、具体的な形でスタートさせたい。
(4)その他
(4-1)WEB会議を行うための機材の購入(宮島)
情報広報部会がWEB会議を行うにあたってのパソコンやスピーカーなどの機材を用意する必要あり。
次の部会で、具体的な見積もりを提示して検討をおこなう。
(4-2)幹事会の議事録のダイジェスト版の復活をしてほしい(宮本)
以前幹事会の議事録と同時に作成されていたA41ページに収まるダイジェスト版幹事会議事録を
地域の会員に神奈川県内科医学会の活動を広報するために役立てたいので復活させてはどうか?
ダイジェスト版の作成は特定の先生の負担となっていたので現在行っていない。
2回発刊される神内医ニュースに、半年分の幹事会の議事録を掲載すると、負担も少なく、
 全会員への広報になると思われる。
速報性を望む場合は、神内医ホームページへ議事録をPDF形式で掲載するので、
 直接閲覧したり、ダウンロードして印刷配布するなりして個々に活用していただきたい。
4次回開催 平成2797日(月)午後745分 県総合医療会館にて



【参考】本体事業講演会一覧表 最近10年間



新春学術講演会
集談会開催地
総会時学術講演会
臨床研修講座
秋季
2016/H28
禁煙・分煙推進
小田原(4


横市(1
なし
2015/H27
糖尿病対策
横須賀(3
医学史・酒井シヅ
東海(410/31
なし
2014/H26
高血圧・腎疾患
川崎(2
遺伝子・和泉俊一郎
北里(5) 11/1
なし
2013/H25
肝炎対策
横浜(1
iPS細胞・中畑龍俊
聖マリ(2) 9/21
なし
2012/H24
呼吸器疾患
厚木(5
医事紛争・平沼高昭
横市(110/20
川崎(2
2011/H23
糖尿病
厚木(4
腎不全・木村健二郎
東海(4) 9/10
横須賀(3
2010/H22
糖尿病
湘南国際村(3
糖尿病・山田祐一郎
北里(5) 9/18
藤沢(4
2009/H21
糖尿・腎臓
川崎(2
医療行政・行天良雄
聖マリ(2) 9/27
横浜(1
2008/H20
亜鉛
横浜(1
糖尿脂質・肝炎
横市(1) 9/28
横浜(1
2007/H19
胃と大腸
大和(5
医療行政・眼科・メタボ
東海(4) 9/30
横浜(1
2006/H18




糖尿病・医学教育
北里(5) 10/1
横浜(1