お知らせ(定時総会時学術講演会)
平成27年5月16日(土)神奈川県総合医療会館7階講堂にて開催の平成27年度定時総会に引き続き学術講演会が行われる予定です。今回のテーマは「日本の医療史(医療の原点から現代まで、さらに今後の医療の展望)」ということで、日本医史学会理事長、順天堂大学名誉教授 酒井シヅ先生に御講演いただく予定です。
「医史学」とはどのような学問なのでしょうか?順天堂大学大学院のウェブサイトからの引用を参考にしてみたいと思います。
「医療職はもっとも古くから存在した専門職のひとつであり、順天堂大学医学部は文字通り現代最先端の医学・医療の各分野を代表する専門家たちから構成されています。医史学・医の人間学は、この医の専門家集団の中にあって、医という人間の営みを、狭い専門分野に囚われない広い視野と自由な発想をもち、そして同時に、可能な限り冷静かつ旺盛な批判力をもって、遺された歴史資料の語りかけてくる言葉を聞き分け、歴史の流れの中に客観的に位置づけ、現代の医療に積極的な提言を行っていくことを、その使命としています。」
酒井先生は、数多くの著書とともに、NHK大河ドラマ「花神」「獅子の時代」と、漫画「JIN仁」及びそのドラマ化作品では医学考証を担当されており、多くの興味深いエピソードをお話いただけるものと期待しております。
医療における転換点をむかえつつある現在、大所高所より大きな流れを俯瞰しながら、今後の医療のあり方を見定める講演会となればと期待しています。お誘いあわせの上、多くの先生方のご参加をお願い申し上げます。
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