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2015年12月7日月曜日

神内ニュース75号 総務企画部会長就任あいさつ

 このたび総務企画部会長に就きました岡でございます。総務企画部会は、宮川政昭新会長のもとで新しく創られた部会で、その母体は武田浩副会長が部会長をされていた元総務部会と、私が部会長をしていた元学術Ⅰ部会です。今回、武田先生が担当副会長になられたことで、私が部会長の任に就くことになったものと思われます。私もこれまで元総務部会の一員として、会務全般にわたる広範な協議内容を常々見聞きし、その大変さをよく認識しておりましたので、新部会長としての大任を果たせるか否か甚だ心もとない限りではございますが、会長、副会長さらに才気煥発たる多くの部会員の先生方のお力添えを頂いて、会務の遂行に努めてまいりたいと存じますので、何卒よろしくご協力のほどお願い申し上げます。
 毎月開催される総務企画部会の会議では、神奈川県内科医学会の幹事会の議題の事前の調整や進行の確認を行い、4つの本体講演会(定時総会・定時総会時学術講演会、臨床医学研修講座、新春学術講演会、集談会)の企画や、その進捗の確認を主に討議しております。ときには会則改正のための草案作成や、突発的に生じる事案についての検討なども含まれ、広範な領域をカバーしなくてはなりません。平成29年には当会は創立50周年の節目の年を迎え、さらにその翌年には、神奈川県内科医学会が主管となって開催する「第32回日本臨床内科医学会」(平成30年9月15日~17日パシフィコ横浜にて)が控えております。創立50周年記念事業と日本臨床内科医学会準備委員会の運営も当部会にとっては大きな仕事です。総務企画部会の働きのみで、これらのイベントを成功に導くことは不可能であり、神奈川県内科医学会のすべての会員の先生方の総力を結集してこそ成し遂げられるものと思います。この場を借りまして、皆様の大きなお力添えを心よりお願い申し上げます。
 当会の活動を支える基盤となる資金は、言うまでもなく皆様の会費でございます。近年皆様もお感じになられているように、製薬会社による会議や講演会、学会などへの資金援助は大きな制約を伴うようになり、その比重は急速に減少してきております。講演会の企画・運営においても共催後援を受けるため粘り強く交渉をあきらめず、会場費・講演料・お弁当代・情報交換会代などにもコスト削減の工夫を凝らしております。しかしながら講演の内容については、製薬会社主催の講演会とは一味違った、臨床医の臨床医による臨床医のための意義深い豊かなものとなるよう絶えず腐心しております。お手元に当会の講演会のご案内が届きましたら、多くの先生方お誘いあわせの上、ぜひご参加いただきますようにお願い申し上げます。また同時に、当会未入会の先生方に対しては、ぜひ新規入会を強くお勧めいただけませんでしょうか。総務企画部会でも新入会員増加のための活動を、今まで以上に強力に推し進めてまいりたいと思います。
 新生総務企画部会は数多くの課題を抱え、多難な道へと出発いたしました。しかし困難のないところに新しい展望はありません。ひとつひとつ課題を解決しながら前進していきたいと思います。最後に神奈川県内科医学会のさらなる発展のため、会員の皆様のご協力を重ねてお願い申し上げまして就任のあいさつとさせていただきます。

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